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【Patch Note】OneFRAME TEの変更点と調整意図、および旧品との見分け方について

  • ぺろさん/松川
  • 20 分前
  • 読了時間: 4分

OneFRAME TEの発売以降、多くの反響をいただき本当にありがとうございます。


その中で、ユーザーの皆様から「旧モデルと比べて、具体的にどこが変わったの?」「打鍵感や見た目が同じに感じる」というお声をいくつかいただきました。


結論から申し上げますと、「違いが分からない(違和感がない)」と感じていただけたのであれば、私の設計意図通りであると考えています。


今回は、TEの開発にあたり「何を意図して、どこを変更し、どこをあえて“維持”したのか」、そしてパッケージに関するお詫びと見分け方について、パッチノート形式でご説明します。


🛠️ アップデート内容と調整意図

【維持】外観と基本打鍵感(シームレスな移行)

  • 意図: 今、OneFRAMEを使ってくださっているプレイヤーが、新しいTEに換装した際、「まったく違和感なく、そのままのプレイスタイルで移行できること」を最優先としました。そのため、外観の形状や基本的な押し心地は、あえて「そのまま維持」する設計にしています。


【内部構造の変更】新造POM部品の採用による耐久性向上

  • 変更内容: 外観は同じですが、内部構造は別物です。スイッチとボタンキャップを繋ぐ内部部品をPOM(ポリアセタール)素材で新規成形しました。

  • 調整意図: 意図しない「強い打鍵」からスイッチを保護するためです。新規設計の構造により、一定程度の押下によるスイッチ接点への衝撃が、例えると「寸止め」になります。そして、POM部品が衝撃を緩和することで、スイッチ接点の消耗を抑制し、ボタンの主な素材であるポリカーボネートとのわずかな硬度差が指への負担も軽減します。昨年より行ってきた、当社測定(500時間)及び10人以上のテストプレイ状況下でも接点の消耗による破損報告ゼロ(2026年4月現在)のタフな構造です。


【ストロークの変更】入力と戻りの最速化

  • 変更内容: 総ストローク0.5mmから0.4mmへ、完全押下からオフまでのストロークを0.3mmから0.2mmへと最適化。(公差は考慮せず、)スイッチの仕様上では0.3mmでオンとなり、0.2mmでオフとなります。その場合、オンからオフまでの総移動量は、旧OneFRAMEで0.4mm、TEでは0.3mmとなります。

  • 調整意図: 現行の基本設計において理論上の最速入力を実現しつつ、格闘ゲームにおいて重要な「戻り(復帰)」を最速化するためです。指に吸い付くような戻りが、次の入力へのスピード感と精度を飛躍的に高めます。歩きガード、最速の236入力、中段への反応、そして特殊な運指に頼らない2連打において真価を発揮することを意図しています。


【音の調整】「静音」ではなく「制音(抑制)」

  • 変更内容: マイクロスイッチ特有の鋭い押下感やクリック感は残しつつ、部材選定と設計により、余計な高音域のノイズを削ぎ落としました。

  • 調整意図: 以前より「静音化してほしい」というご要望もいただいておりました。しかし、ラバーやスポンジ等のクッションにて完全に音を消す「静音」にしてしまうと、格闘ゲームに必要な「押し・離しの明確な実感(フィードバック)」まで失われてしまいます。そのため、マイクロスイッチならではの実戦での安心感を生む鋭い感触と音は残し、耳障りな高音だけを抑え込む「制音」というアプローチをとりました。


【維持】荷重設定と価格(1,200円)

  • 意図: 暴発を防ぎ、安心して指を休ませておける絶対的な信頼感(荷重)と、一人でも多くのプレイヤーへ届けるという理念(価格)は、原価が高騰しても頑なに守り抜きました。

📦 パッケージと旧品との見分け方について(お詫び)

今回、外観を変えなかったこと、そして「1日でも早く皆様にTEをお届けしたい」という方針から、パッケージ(箱)の一部仕様を旧モデルと共通化して出荷を進めました。 これにより、「自分が買ったものは本当にTEなのか?」「旧モデルの在庫が届いたのではないか?」と、皆様に混乱とご不安を与えてしまったことを深くお詫び申し上げます。

ご安心ください。見分け方は以下の通り明確です。

  1. 公式ショップの在庫について TEの販売開始前に、OneFRAME公式ショップにあった「旧品の在庫」はすべて引き上げ(回収し)ております。 現在、公式ショップから発送されている商品は【間違いなく100% TE(Tournament Edition)】ですので、ご安心してお使いください。

  2. 製品での確認方法

    • ボタン本体底部に記載されている「デートマーク(製造年月)」

    • セット品の場合は、箱表面右下に記載されている「生産年月日」 これらが26年(2026年)3月以降の日付であれば、確実にTEで間違いございません。

    • ボタン側面の開口部をのぞくと、中央の青いスイッチの上に新規POM部品が被さっていることが確認できます。

「理論値」を、実戦で躊躇なく使えるレベルに昇華させたTournament Edition。 見た目は同じでも、中に込めた熱量は別次元です。 EVO Japanなどの大舞台へ向けて、ぜひ皆様の指先でご体感ください!

 
 
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