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プロの「ボタン遍歴」から紐解く、G8S さはら選手がOneFRAMEに行き着いた理由

  • ぺろさん/松川
  • 6 時間前
  • 読了時間: 4分

格闘ゲームの入力デバイスにおいて、「ボタン」はプレイヤーとゲームを繋ぐ唯一の接点だ。1フレーム(≒ 1/60秒)の反応が勝敗を分けるこの世界で、プロプレイヤーはどのような基準でデバイスを選んでいるのか。


今回は、先日公開した「Good 8 Squad さはら選手 SPECIAL INTERVIEW」のスピンオフ企画として、本編では語りきれなかった彼の「ボタン遍歴」を深掘りする。打鍵感の「気持ちよさ」を優先していた彼が、なぜ極端なスペックを持つ『OneFRAME』に衝撃を受け、最強の相棒として選んだのか。その意外な経緯を紐解いていく。



1. 性能への執着はなかった。ただ「気持ちよさ」を求めていた過去

さはら選手のボタン遍歴は、FPS(ファーストパーソン・シューティング)プレイヤー時代にまで遡る。当時の彼は、キーボードスイッチの「性能(スペック)」に対する意識はそこまで高くなかったという。


格闘ゲームを始めた当初も、彼が最優先していたのは純粋な「打鍵感の気持ちよさ」だった。その最たるエピソードが、あるコントローラーでのキースイッチ換装だ。当時、格闘ゲーム界隈では「入力が浅くて速い」という理由で銀軸(スピード軸)を始めとしたストロークの浅いリニア系のスイッチが好まれていた。しかし、さはら選手はなんとその銀軸系キースイッチをわざわざ取り外し、重くてクリック音の大きい「青軸」に換装して使っていたのだ。


「カチカチする方が強いだろうって思って(笑)。しっかり押した感触がある方が自分には合っていたんです」


理論上の最速を追い求めるのではなく、自分の指が心地よいと感じる「押してる感」を信じる。性能への強いこだわりがなかったゆえに、彼は直感的な気持ちよさを優先してデバイスを選んでいた。



2. 「こんなに速いの?」無欲だったからこそ受けた衝撃

打鍵感の気持ちよさを優先し、性能面での極限のチューニングには無頓着だったさはら選手。そんな彼が、アクチュエーションポイント0.3mmという極限のスペックを持つOneFRAMEに触れた瞬間、その世界は一変した。


「てかこんな強えボタンあるの?みたいな。マジで衝撃でしたよ。本当に。こんなやりやすくていいんですか?みたいな」


これまで「速さ」という指標に強い執着を持っていなかったからこそ、OneFRAMEがもたらした「圧倒的なスピードと入力のしやすさ」は、彼にとってまさに晴天の霹靂だった。ただ反応に従いボタンを押しただけで、これまで間に合わなかった差し返しが間に合い、シビアな操作が直感的に成立していく。性能へのこだわりが無かった彼が、デバイスの「真の力」を思い知らされた瞬間だった。




3. 気持ちよさと超高性能の両立。OneFRAMEを使い続ける理由

では、なぜ彼はそのままOneFRAMEを使い続けているのか。それは、OneFRAMEが「圧倒的な性能」を持つだけでなく、彼が昔から何よりも大切にしてきた「打鍵感の気持ちよさ」を完璧に備えていたからだ。


OneFRAMEは、約60gのしっかりとした荷重の山を持つクリッキーなマイクロスイッチを採用している。これにより、0.3mmという極限の短ストロークでありながら、彼が愛してやまない「カチッ」という明確な底打ち感と反発力を持っている。 特に現行モデルのOneFRAME TEでは、総ストローク(底打ち)をわずか0.4mmにまで詰め、さらに底打ちから戻り(入力がOFFになる状態)までを0.2mmという驚異的な数値で設計。この極限のショートストローク構造が、彼が求める「しっかりとした押した感覚」と、シビアな操作の精度に直結する「超高速の戻り」を奇跡的なバランスで両立させているのだ。


「押してる感の気持ちよさ(しっかりとした押した感覚)」「競技レベルを一段押し上げる超高性能」。相反しがちなこの2つが奇跡的に両立しているボタンだからこそ、彼はOneFRAMEを使い続けている。

自分の感覚を信じ続けた男が、最高の性能と出会い、覚醒する。OneFRAMEは、彼の指先が求めていた究極の「答え」だったのだ。




▼さはら選手が「1フレームの恩恵」を激白したインタビュー本編・動画はこちら



さはら選手をはじめ、最前線のプロが実戦で採用する競技者仕様ボタン OneFRAME


【OneFRAME TE - SPECIFICATIONS】

・Actuation point:0.3mm

・Bottom out:0.4mm

・Max panel thickness:4.5mm

・Feature:Shock & Noise Reduction


 
 
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